住まいのリフォーム・リノベーションを夫婦で手掛ける
幸手市のリフォーム会社 菜の花すまい企画の川村孝一です。
先月初め、知人からご紹介頂いた幸手市Tさまご夫妻。
いつもと同様に私達夫婦で家にお邪魔して色々会話をしました。
今回のご相談は「奥様の寝室をきれいにしたい」とのこと。
今の家に住み始めたきっかけやこれまでの住まいのこと。。
ご家族のことや若かったころの苦労話や今の生活スタイルのこと。。
そして今回のリフォームを考えたきっかけなど伺います。
↑ 【before】昔流行ったカーペット敷き 床の一部が劣化で“フカフカ”になってました。
↑ 【before】継ぎはぎの壁 今回、奥様の中では壁の色のイメージは出来ていました。
通常、一通り伺うと実際の現場を拝見するのですが、
Tさまの場合（笑）“ご夫妻の会話が夫婦漫才みたいで面白い！”
でも、会話していてすごく感じたのが、
Tさまご夫妻は仲が良い！！ということです。
口は荒くて亭主関白っぽい感じはするのですが、
どことなく可愛らしい面を持つご主人。
ご主人の言葉を「ハイハイ・・」と聞いているようで、たまに笑える毒舌の奥様。
でもリフォームのきっかけは・・
自分の寝室はどうでもいいんだけど、
かみさんの寝室が汚いから。とご主人の本音。
↑ 奥様は緑系のクロスを選んでました。今回も妻が手描きパースでイメージを伝えました
色決めの時も「今回は自分の考えている色を使いたいのよ。」と言いつつ、
ご主人に「これなんてどう？」と妻と相談した色見本やパースを見せます。
すると「好きなようにしろよ。自分の部屋なんだから」
「俺は金を出すだけなんだから」と笑っているご主人。
70代前半のご夫妻ですが、こんな夫婦も素敵だなと思います。
だって、ご主人と私が話をしたときに仰っていたのが、
「この年になると家の至るところがダメになってくるけど、
それを直してたらお金がいくらあっても足らないよ。
だけど今回はかみさんへのプレゼントだな」と。
今も配送の仕事を頑張っているご主人が、足を痛めてしまった奥様を思って
寝室をリフォームしてあげる。
そこには奥様への今までの感謝もたくさん含まれているのでしょう。
↑ 【after】お花が大好きな奥様 家には必ず「生花」が飾ってあります。
↑ 【after】張り替えたフローリングとクロスの色合いもイメージ通りと喜んで頂きました。
今回もしっかり仕事をやらせて頂きました。
最終日には奥様が
「私の部屋がきれいになったお祝い（笑）」
と「川村さんへのお礼」と言って
“お赤飯”を炊いてくれてお土産に頂きました。
おまけに毎晩の晩酌が楽しみ！というご主人と同じだということで、
奥様お手製のリンゴ酢漬けのらっきょうまで頂き、早速・・
すごくお酒に合って美味しかったです。
私たちもこんなに喜んで頂けて本当に幸せな現場でした。
↑ わざわざお赤飯を炊いて下さいました。
↑ その日の晩に早速ビールと一緒に頂きました（サイコー）
こんな出会いがあるから、この仕事は楽しい。
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菜の花すまい企画 代表 川村孝一
