幸手の祭りシーズンがスタートしてとても楽しい
菜の花すまい企画の川村孝一です。
早速先週土曜日、神輿担いできちゃいました(笑)。
↑ 雨乞いの神様「安婆様」のお神輿(幸手市 助町共助會)
梅雨入りしたのに昨日、今日の暑さは辛いですね。
今朝は、先週手すり設置工事をした杉戸町のK様邸の
コンクリートの乾き具合など確認することから始まりました。
この2日間の天気のおかげでコンクリートの乾きも早く、
今日「工事完了!」となりました。
↑ 手すり設置前 杖を使うK様には辛かったようです。
↑ 外壁側。ブロック塀側と両方に手すりを設置
玄関ポーチの手すりというと通常高さは80㎝~85㎝程度が
多いのですが、K様はご高齢で、身長も高くなく、しかも
腕を上げられる範囲が決まってしまっているので、高さを決めるのに
何度もお話を伺い、実際に外で高さ合わせをするなど、丁寧に決めました。
決めた高さは70㎝!!しかも・・
「玄関ポーチのタイル床から手すりの握りバーを含め70㎝」と
細かく設定しました。工事も間違えないように張り付いて確認しました。
手すりの高さは通常○○㎝が一般的。
キッチンの高さは・・
ココの動線を確保するなら通路幅は・・
テーブルやカウンターの高さは・・
スイッチの高さは・・
リフォームをやっていると、何かと出てくる「高さ」と「幅」
本などに「○○㎝が使いやすい」「一般的には○○㎝」などと
参考値は載っていますし、勉強にはなります。
でもやはりそれを使用するお客様に合ったサイズがあります。
これは「身長」や「年齢」や「性別」だけではわからないものです。
これらにお客様の「生活の中での動き」や「出来る動き・出来ない動き」
などを伺わないと決められないものです。
↑ 年齢と共に20㎝の玄関ステップを上がるのも大変になり仕方なくブロックを置いてました。
↑ 今回は介護保険も使いました。ステップも一段追加しました。
お客様と会話して、「こういう使い方をしたい」を知り、
そしてよく動きを拝見して「何が楽で、何が厳しいか?」を見極め、
だったらこの高さ(幅)がベスト!を探すのが私達の役目です。
手すりも無事に完工し、明日、工事完了書にサインを頂きます。
K様には今日の帰りにも
「これでご縁が切れるわけじゃないけど、会えなくなるのは寂しいわ」
「また近いうちにお願いするからね」
「うちに来るお友達にもいっぱい紹介しちゃうからね」
嬉しいお言葉を頂きました。
そして都内に住む娘さんが先週、片づけに帰ってこられた際に、
「川村さんにお土産買ってきたから、渡しておいて」と
私みたいな庶民には馴染みがないですが、滋賀県大津市の和菓子屋さん
「叶 匠寿庵」の羊羹を頂きました。
小豆好きの娘と今晩のデザートで頂きます。
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菜の花すまい企画 代表 川村孝一