この家でもっと楽しく暮らす

埼玉県幸手市で夫婦で営む小さなリフォーム屋さん「菜の花すまい企画」。お客様との会話から出た”住まいのお悩み”や、暮らしの工夫・知恵などをご紹介。日々の生活の中で思うことも綴ります。

たかが床 されど床

リフォーム・リノベーションを夫婦で手掛けている

幸手市のリフォーム会社 菜の花すまい企画の川村孝一です。

 

皆さん体調崩していませんか?

毎日酷暑日で溶けそうです。

何でも酷暑日は今日で10日目だそうですね。

 

まだまだこの暑さは続く予報です。

くれぐれも熱中症にはご注意ください。

 

さて現在、和室改修の現場を進めています。

部屋の床を畳からフローリングに。

砂壁調の壁の上にベニヤを貼ってクロス張りに。

そして押入れをクローゼットに。

 

恐らく完成形は和モダンな洋室に変わるのでは??

お客様共々楽しみです。

ご了承頂ければHPの施工事例に掲載予定です。

 

畳からフローリング床に変える場合の最大の難関は・・

床の高さ調整です。

↑ フローリング材を貼る上での下地調整ですが、本当に細かい作業なんですよ。

 

畳を外してフローリング材を貼るという簡単な作業ではなく、

出入口や収納扉、押入れの敷居の高さもマチマチ。

何よりも築年数が経っていればいるほど、建物自体の歪みは激しく

畳1枚分だけでも数ミリ単位で高さが違ってきます。

↑ 1本の下地木材でも場所によって高さが違う。このように端材をかませて調整します。

 

それを水平に、フローリングの下地の高さを合わせて

造作していくことが何より苦労するのです。

 

今回の現場も部屋の端から端(約2.7メートル)で

何と4センチも違っていて大変な現場でした。

 

お客様にも説明しましたが

「えーっ、こんなに違うの??」と驚き。

 

協力業者の大工さんも苦笑いで。

建物の歪み、傾きは日常の中ではわかりにくいのですが、

実際に計ってみると「えっ?」ということも多々。

 

大工さんと何度も打合せし苦労した現場・・

皆さんに出来栄えを披露するまでもう少しお待ちください。

 

 

~良いご縁となりますように~

菜の花すまい企画 代表 川村 孝一

 

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