住まいのリフォーム・リノベーションを夫婦で手掛ける
幸手市のリフォーム会社 菜の花すまい企画の川村孝一です。
今回は先月お世話になりましたお客様で、
こんなこともやれるの！という現場です。
ご紹介を頂いたT様のお母様。
或る会社から「カビが出てるからシロアリ防除をした方がいいですよ」、
「これをやっておけば今後一切手を付けなくてよくなる」と言われたそうです。
見積まで提示された後、同居している娘さん夫婦に相談した処、
「？？？」娘さん夫婦も判断できず。
「本当なの？」と心配になり私どもに相談を頂きました。
結論からすると、その会社の説明は誇張しすぎ。
現場を確認しましたが、床下は言われたほど傷んでもいませんでしたし、
きれいなものでした。
「急いでやることはまだないかもしれませんよ」
↑ ｼﾛｱﾘ防除の薬剤は1㎝弱の穴を開け注入。最後は木栓をします。この薬剤は人に悪影響はありません。
ただお母さんの想いは・・。
この先も娘家族はこの家に住んでいく。
今現在、床下は大丈夫だが、浴室ドアの床の辺りが少し傷んでいるのでは？
と気になることもある。
将来的には近いうちにやっておく必要があるだろう。
だったら娘家族のためにも今やっておこう。
↑ 床下も同じように穴を開け薬剤注入（この作業は浴室など水周りと玄関周りだけ）
これをきちんとやらないとか、ｵﾌﾟｼｮﾝにしている業者が多いらしいです
↑ 穴あけ注入後は床下全体に薬剤散布
娘さんの家族が今年の夏にもう一人増えます。
お母さんにとって一緒に暮らす二人目のお孫さんです。
そういうこともあったのかもしれませんね。
作業自体は3時間程度ですが、きちんと作業内容を説明し、
目で確認して頂いたこともありご満足頂けたと思います。
↑ 床下でｼﾛｱﾘに食われやすい場所・・浴室など水回り下と玄関周りです。
玄関下は意外でしょう？
↑ 穴あけした箇所は注入後目立たないように処理します
同居する家族と不安なくこれからも住み続けたいという
お母さんの想いが大変伝わってきました。
だからこそ、施工する側としては
「正確な状況を伝えること」が重要だと感じました。
シロアリ防除して今後半永久的にやらなくてよいものはありません。
5～10年位を目安に定期的に点検し必要があればまた消毒する。
それが長く、安心して住める方法です。
さて・・早くも6月。1年の折り返しが近づいてきました。
今月もたくさんの良い出会い、良いご縁に恵まれますように。。
菜の花すまい企画 代表 川村 孝一
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