この家でもっと楽しく暮らす

埼玉県幸手市で夫婦で営む小さなリフォーム屋さん「菜の花すまい企画」。お客様との会話から出た”住まいのお悩み”や、暮らしの工夫・知恵などをご紹介。日々の生活の中で思うことも綴ります。

すまいの知っトク小話30 ~瓦のしっくい~

リフォーム・リノベーションを夫婦で手掛けている

幸手市のリフォーム会社 菜の花すまい企画の川村孝一です。

 

先週末あたりから12月らしい気温の日が増えてきました。

今年の冬は例年よりも寒いらしいので

体調管理にはお気をつけ下さい。

 

さて今回の小話は瓦のしっくいのお話。

 

先週、妻がブログ内で雨漏れからの瓦工事のお話を書いてました。

 

瓦のお宅での雨漏れは外から見ただけでは原因がわかりづらいので、

弊社では瓦屋さんと一緒に現調に伺うことが多いです。

 

雨漏れもそうなのですが、

瓦で案外多いご相談が

「しっくいが剥がれてきている」

「庭に白い塊(しっくい)が落ちている」というもの。

この状態は外からもわかるので、

悪徳訪問営業の「的」になりやすいです。

 

↑ しっくいが剥がれてくると最悪雨漏れの原因にも。

 

原因は

築年数が経ったお宅では瓦がずれてやしっくい自体の劣化で

落ちてくることはもちろんあります。

そのようなお宅の多くは「一度もメンテナンスしたことない」ということですが、

 

ただ実際に多いのは

「うちは1度(又は2度)しっくいは手を入れているんだよ」というお宅。

 

でも落ちてくる。

 

この原因は「しっくいの上塗り」

元々あったしっくいをメンテナンスする為、瓦屋さんに頼んで

その瓦屋さんが元々あったしっくいを剥さずにその上から

新たなしっくいを塗ってしまったもの。

↑ 厚化粧を剥した後。上に乗る「のし瓦」よりはみ出して塗られていました。

 

弊社の瓦屋さんと言うのが「(しっくいの)厚化粧」

上塗りしたしっくいは、薄く塗られ、

元々のしっくいに接着されるわけではないので

年月とともに剥がれやすくなります。

 

上塗りで見た目はきれいになりますが、長い目で見ると

結果は寿命が短い。

 

弊社がお願いする瓦屋さんは一度剥してから

しっくいを入れますので、全然仕上りが違います。

↑ これが適正なしっくいの姿。どうですか?すごくキレイじゃありませんか?

 

弊社の瓦屋さんもいつまで現役でやってくれるかわかりませんが、

この方が引退したら弊社では瓦の相談は受けられなくなると思います。

 

瓦のことでご心配なことがあれば一度ご相談下さい。

 

~良いご縁となりますように~

菜の花すまい企画 代表 川村 孝一

 

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