この家でもっと楽しく暮らす

埼玉県幸手市で夫婦で営む小さなリフォーム屋さん「菜の花すまい企画」。お客様との会話から出た”住まいのお悩み”や、暮らしの工夫・知恵などをご紹介。日々の生活の中で思うことも綴ります。

将来のわが家のために~久喜市 K様邸~

リフォーム・リノベーションを夫婦で手掛けている

幸手市のリフォーム会社 菜の花すまい企画の川村孝一です。

 

妻の実家からリンゴが届く季節になりました。

何度かブログにも書いていますが、妻の実家は福島県

果物農家を営んでいます。

夏には桃を、秋にはリンゴを送ってくれます。これが本当にうまい!

今年もこのリンゴを毎朝食べて風邪知らずですね。

 

さて、先日久喜市のK様邸の屋根工事が完工しました。

母屋、物置、犬小屋(といっても元物置なのでデカい)の3棟。

 

K様には昨年からいくつも工事をお任せ頂いています。

屋根についても今年の初めころに相談を受けていました。

話のきっかけは、

「自宅の屋根も古いし、デザインも変えたいんだよ」

 

強い雨が降ると屋根に叩きつける音に犬が怖がるんだよ」

 

「ついでだから物置の屋根もやってもらおうかな」と。

 

でも一番大きな理由は、まだまだ還暦前で若いご主人ですが、

自分が元気なうちに、一人娘と奥様のためにわが家をちゃんとしておきたい。

という将来の家族のため。

 

確かに母屋の屋根に上がってみると、鋼板屋根の色も落ちて、

所々にサビが見えます。

それに指で触ると白っぽい粉が付くので白華が始まっている。

物置と犬小屋の屋根、雨どいも劣化している。

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↑ 屋根自体にサビや色落ちなど劣化が目立っていました

そこで今の屋根はそのままで、その上に新たな屋根を乗せる

カバー工法(重ね葺き)と雨樋の交換を提案しました。

 

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↑ 既存屋根の上にコンパネを貼って下地作り(これなら既存屋根の解体の必要なし)

工事には元板金屋、私の父が現調から施工監理しました(笑)。

具体的に母屋は既存屋根の上にコンパネ、

防水シート(アスファルトルーフィング)を貼り、

断熱材付きのガルバニウム鋼板(横葺き)の屋根材を取り付け。(写真参照)

一番難しいのは外壁と屋根の接している部分の仕上げ。

これを丁寧にやらないと雨漏れの原因に繋がります。

 

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↑ 屋根材の下に防水シート(アスファルトルーフィング)を貼ります

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↑ そして屋根材(ガルバニウム鋼板横葺き)を貼って完成

 

物置と犬小屋の既存屋根(瓦棒)の上に嵌合金具を取り付けて、

断熱材付きのガルバニウム鋼板(縦葺き)の屋根材を取り付け(写真参照)。

 

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↑ 既存屋根に直接取付金具を固定して

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↑ 屋根材を金具にかませて固定。屋根材の裏地のベージュ色見えますか?これが断熱材です。

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↑ 屋根材を全て設置して最後は雨漏りしないようにしっかりコーキング

工事は涼しくなる秋に設定して、先日完工しました。

先に犬小屋が完成したのですが、ちょうど台風19号が直撃した夜を過ごし、

ご主人から「雨音が今までより静かだったよ」とご満足を頂きました。

 

屋根工事はきちんと施工しないと後々の雨漏れに繋がります。

専門的な知識が特に必要な工事です。

それに同じ屋根材でも細かく見ると「屋根材に断熱材付きか否か」で

価格は大きく変わります。

私どもはせっかく施工するなら、もちろん断熱材付きの屋根材をご提案します。

値段だけでなく、施工実績なども含めて比較して下さいね。

 

 

菜の花すまい企画 代表 川村 孝一

 

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