この家でもっと楽しく暮らす

埼玉県幸手市で夫婦で営む小さなリフォーム屋さん「菜の花すまい企画」。お客様との会話から出た”住まいのお悩み”や、暮らしの工夫・知恵などをご紹介。日々の生活の中で思うことも綴ります。

お客様から出たひとこと 「最初は不安なのです」

お客様に喜んで頂くことが何よりうれしい

菜の花すまい企画の川村孝一です。

 

昨年12月、事務所の内・外装のリフォームをお任せ頂いた自動車整備工場を経営されているお客様の引渡し後1ヶ月点検訪問に夫婦で伺いました。

その際に、「うちのお客様でリフォームを考えている人を紹介するね」と言われ、

「リフォームは、どこから考えていいのかわからないみたいだから・・」とも。

そして先週末にご挨拶方々、紹介者のお客様も同行して下さり、夫婦で伺いました。

 

ご紹介先の息子さんが家の中を案内して下さり、その際に、

「何から考えていいのかわからないんですよ。玄関どこにすればいいのか。。とか」

「やりたいことはあるけど予算もあるので・・」と

本当に心配そうな顔をされてました。

その後、お母さんとも一緒にお茶をご馳走になりながら、会話をし始めると、

亡くなったご主人の家族は代々大工をやられていたこと。

母屋はもう古いのでお母さんが寝るだけで、お風呂やトイレなどは子供たちが暮らしている離れ(今回この離れ家をリフォームする相談)を使っていることなどお話ししてくれました。でも表情は不安そうです。

 

そこで私達のことはもちろん、今日をスタートに今後どのように進めていくのかを知ってもらうスケジュール表『菜の花すまい企画の進め方』をご説明すると、2人が食い入るようにご覧になって少し安心をしたような顔になったので最後は笑顔で別れてきました。

 

このように「まず何から始めればいいのかわからない」という方にも、わかりやすくご理解いただくために私たちは次のようなことをお伝えしています。

 

「こんな風にしてみたい」というイメージだけでOK。

あとは私達と『会話』しましょう!と。

私たちの仕事の進め方の中で一番時間を割き、一番重要視していること

それが お客様との『会話』の時間 です。

ここが私たちの仕事のこだわりポイントなのです。

 

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このことを先ほどのお母さん、息子さんにもお伝えしました処、笑顔が出たのです。

紹介者のお客様(女性)も「うちもきちんとやってくれたし、本当によく話を聞いてくれたから・・完成したら見せてね」と伝えてくれて。

 

自分の中(思いや考え方、家族のこと)や家の中を、初めて会う人に見せるのは本当に不安ですし、心配です。信用に値するかわかるまでは。

私もその立場なら同じです。

だからこそ私たちは、自分達のことも隠さずに話しますし、

雑談大好きですし(よく話が脱線しますし)、この仕事ならではのわかりにくいモノや単語、見え辛いところを出来る限り手間ヒマかけて準備し、理解し、ご納得してもらえるように努力します。

それが雑談も含めた『会話』であり、初回に説明する『仕事の進め方』であり、

完成イメージがつくようお客様のために妻が描く『手描きパース』なのです。

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他にも私たちがお客様から信用を頂くためにいくつかの “こだわり” はありますが、それは今後ご紹介していきます。